そうか!そういう答えがあってもいいよね
たとえ数学の問題であっても
答えが一つでないこともあります
***********************
たとえ話ですが
この図形の名前を答えなさい
という問題があって
「これは三角形です」
と答えている人がいて
(ちょっとちがうよなぁ)
私はそう感じていました
「これは四角形だよね」
そう考えている人の気配に気づいて
(だよね!)
味方がいたことに嬉しくなって
どうしてそう感じるのか
「四角形」と答える理由
それを
いかに穏やかに主張するか
「三角形」と答える人に納得してもらえるか
そのことにこだわっていた私がいました
結果的に
その場は「四角形」でまとまりましたが
時間がしばらく経ったあと
そのときのことを
振り返る機会がありました
***********************
そこには
かつての「三角形派」の人もいて
こういう解釈で「三角形」だと思ったんだけどね
その一言を聞いたとき
私の中の何かが反応していました
(それもありだよね!)
その場をまとめなければと
躍起になっていた緊張感から解き放たれ
「今となっては」のフラットな状態で
耳を傾けたとき
三角形派の方の意見も
すんなり受け入れられる不思議な感覚の
私がいたのです
横から見ると「三角形」だった
上から見ると「四角形」だった
それは
ちょっと引いて角度を変えて眺めてみると
「三角錐」だったのです
***********************
答えが一つしかないと思っていたあの瞬間は
「三角形」か「四角形」のどちらかしかないと
信じて疑わなかったけれど
実は答えはいくつもあったかもしれなくて
もしあのときに
今回のような時間が持てていたらなと
少し悔やまれました
そして
こういう話し合いは
対立する
とか
妥協する
などを含みながら乗り越え
融合する
そんな答えに辿り着ける場合もあるなぁと
実感したのでした
***********************
子①「紅茶がいい!」
子②「イヤだ!コーラ!」
夕方
どちらのペットボトルを開けるかで
小競り合いが始まっていました
私「混ぜてみたら?」
子①②「ありえない!美味しいんだったら発売されてるよ!」
融合を提案してみましたが
これはナシのようです
(確かに別々に飲んだ方が美味しそう)
***********************
【イベントのご案内】
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
人気ブログランキング